内視鏡検査はその名のとおり消化管の中を「のぞく検査」です。先人・先輩方の努力により、今では性能の良い内視鏡検査が開発されています。
とはいえ簡単な検査ではありません。上部消化管の内視鏡検査では、のどを通して内視鏡が入ります。人ののどには、外的な刺激が加わると「オエッ」とする仕組みが元々備わっています。のどに麻酔を施して、この第一関門をなるべくスムーズに通るように丁寧に検査を行います。とくに舌の奥は敏感な部分であり、この部位に触れずにのどを通過させることができる鼻からの内視鏡検査も行います。
また、下部消化管では、腸を空にするために事前にたくさんの洗浄液を飲む必要があります。前日、当日にも食事の制限がありますが、良質な検査のためにはこの過程は欠かせません。ほぼ一日を費やしますが、最近急速に増えている大腸癌やその前段階であるポリープを見つけることができ、小さなポリープであればその場で切除も可能ですので、結果として安心をご提供できると考えています。
当院では、比較的細い内視鏡を用いて痛みの少ない検査を心がけています。大きいポリープなど切除が困難と予想される場合や、寝ながら検査を受けたい場合には近隣の大規模病院をご紹介いたします。当院では内視鏡検査に精通した看護師がおりますので、機器の管理などにも細心の注意を払っております。
上部内視鏡検査(胃カメラ)
上部消化管の内視鏡検査では、のどを通して内視鏡が入ります。人ののどには、外的な刺激が加わると「オエッ」とする仕組みが元々備わっています。のどに麻酔を施して、この第一関門をなるべくスムーズに通るように丁寧に検査を行います。とくに舌の奥は敏感な部分であり、この部位に触れずにのどを通過させることができる鼻からの内視鏡検査も行います。
下部内視鏡検査(大腸カメラ)
下部消化管では、腸を空にするために事前にたくさんの洗浄液を飲む必要があります。前日、当日にも食事の制限がありますが、良質な検査のためにはこの過程は欠かせません。ほぼ一日を費やしますが、最近急速に増えている大腸癌やその前段階であるポリープを見つけることができ、小さなポリープであればその場で切除も可能ですので、結果として安心をご提供できると考えています。