消化器内科

消化器は、摂取した食物を有効的、効果的に利用して人の生命現象を維持する大変重要な臓器であり、消化管、肝臓、胆嚢・膵臓に分けられます。
消化管は、食物を消化・吸収をするほか、便を排泄する働きがあります。また、あまり知られていませんが外敵から身を守る免疫作用や、脳など神経系をコントロールする働きもあります。
肝臓は、吸収された栄養素を用いて体に必要なたんぱく質や脂質を作る働きがあり、さらに解毒作用や血糖を調節する働きもあります。
胆嚢・膵臓は消化管での消化、吸収を助ける働きがあります。

このように消化器系の臓器は相互に関連していることから、当診療所は「胃腸内科医院」ではありますが肝臓や胆道・膵臓の病気も積極的に診療いたします。別掲の消化管疾患のほか、慢性肝疾患の定期的な管理や膵炎の経過観察などお役に立てると考えております。特殊な治療が必要な際には医療連携を通じて専門の医療機関をご紹介いたします。
また、消化器系の疾患には環境や社会心理学的要因がかかわることも少なくありません。疾患の背景にも目配りをして患者さんを全人的に診療するよう心がけております。

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