胃食道逆流症(逆流性食道炎)

食生活の変化や過体重、高齢化などにより年々増える傾向にある病気です。逆流した胃酸に食道が過剰に暴露されることにより起こりますが、内視鏡検査で必ずしも異常が見つかるわけではありません。症状はおもに胸焼けや呑酸(酸っぱい、苦い水がこみ上げてくる症状)ですが、胃の違和感やつかえ感を訴える患者さんもいらっしゃいます。胃酸の分泌を抑える薬が有効ですが、時には長期に薬を続ける必要があります。症状は癌と共通することもありますので、薬の効果が不十分な場合は検査をお勧めします。

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